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⚗️化学クイズ 問題と解説

元素・化合物・化学反応など、化学に関するクイズです。元素周期表から身近な化学現象まで、化学の面白さを体験できます。1240問のうち第901920問を掲載しています(46ページ目/全62ページ)。

  1. 901難易度 ★★★☆☆

    ポリエチレンやナイロンなどの高分子化合物の概念を体系化し「高分子化学の父」と呼ばれるドイツの化学者は誰か?

    正解:ヘルマン・シュタウディンガー
    解説:ヘルマン・シュタウディンガーは1920年代に高分子(マクロモレキュール)の概念を提唱し、プラスチックやゴムが小分子の集合体ではなく共有結合でつながった巨大分子であることを示した。この功績で1953年にノーベル化学賞を受賞した。
  2. 902難易度 ★★☆☆☆

    アスピリン(アセチルサリチル酸)を工業的に合成する方法を確立し、バイエル社で大量生産を始めたのは何年ごろか?

    正解:1897〜1899年ごろ
    解説:バイエル社の化学者フェリックス・ホフマンは1897年にアセチルサリチル酸の純粋な合成法を確立し、1899年に「アスピリン」として市場に投入した。これは製薬化学史上最初の大量生産合成薬の一つとなった。
  3. 903難易度 ★★☆☆☆

    ロシアの化学者メンデレーエフが最初の周期表を作成した際、元素をどのような順序で並べたか?

    正解:原子量の小さい順
    解説:メンデレーエフは当初、元素を原子量の小さい順に並べ、周期的に化学的性質が繰り返されることを発見した。現代の周期表は原子番号(陽子数)順で並べるが、多くの場合原子量順と同じ並びになる。
  4. 904難易度 ★★★☆☆

    フッ素(F2)を初めて単体として分離したフランスの化学者は誰か?

    正解:アンリ・モワッサン
    解説:アンリ・モワッサンは1886年に電気分解によってフッ素ガスを初めて単体で分離することに成功した。フッ素は最も反応性の高い元素で単離が非常に困難であったため、この功績で1906年のノーベル化学賞を受賞した。
  5. 905難易度 ★★☆☆☆

    X線結晶構造解析を用いてDNA二重らせん構造の解明に重要な写真(フォト51)を撮影した科学者は誰か?

    正解:ロザリンド・フランクリン
    解説:ロザリンド・フランクリンが1952年に撮影したDNAのX線回折写真「フォト51」は、ワトソンとクリックがDNA二重らせん構造を提唱する決定的な証拠となった。フランクリンは1958年に逝去し、1962年のノーベル賞を受賞できなかった。
  6. 906難易度 ☆☆☆☆

    アントワーヌ・ラボワジェが酸素を用いた実験で証明した「質量保存の法則」はどの内容を意味するか?

    正解:化学反応の前後で物質の総質量は変わらない
    解説:ラボワジェは密閉容器での実験により、化学反応の前後で物質の総質量が変化しないことを示し、質量保存の法則を確立した。この法則は定量的化学分析の基盤となり、近代化学の発展を支えた。
  7. 907難易度 ★★★★

    1996年のノーベル化学賞を受賞したフラーレン(C60)の発見者3人のうち、日本との関わりで知られる研究者は誰か?

    正解:ハロルド・クロト
    解説:ハロルド・クロトは1970年代に日本を訪問し、長鎖炭素分子の存在について議論するきっかけを得た。彼は電波天文学者として宇宙空間の長鎖炭素分子に関心をもち、スモーリーらとのレーザー蒸発実験でC60の発見に至った。
  8. 908難易度 ★★★☆☆

    「錬金術から化学へ」という転換点となった書物で、1661年に出版されロバート・ボイルが著した化学史上の名著はどれか?

    正解:懐疑的化学者
    解説:ロバート・ボイルは著書『懐疑的化学者(The Sceptical Chymist)』(1661年)で、アリストテレスの四元素説や錬金術の考え方を批判し、元素を実験で証明できる物質として定義した。これが近代化学の出発点の一つとなった。
  9. 909難易度 ★★★★★

    1938年にノーベル化学賞を受賞したリヒャルト・クーンは、どの分野の研究で受賞したか?

    正解:カロテノイドとビタミンの研究
    解説:リヒャルト・クーンはカロテノイドおよびビタミン類(特にビタミンB2リボフラビン、ビタミンB6)の研究でノーベル化学賞を受賞した。ただし、ナチスドイツ政府に受賞を禁じられたため、戦後に賞を受け取った。
  10. 910難易度 ★★☆☆☆

    ノーベル化学賞において、日本人として最初に受賞したのは誰か?

    正解:福井謙一
    解説:福井謙一は1981年に「フロンティア軌道理論の化学反応への応用」でノーベル化学賞を受賞した。日本人として最初のノーベル化学賞受賞者であり、アロルド・ホフマンと共同受賞だった。
  11. 911難易度 ★★☆☆☆

    元素周期表において第7周期が完全に埋まったのは何年のことか?

    正解:2016年
    解説:2016年にIUPAC(国際純正・応用化学連合)が113番元素ニホニウム(Nh)、115番モスコビウム(Mc)、117番テネシン(Ts)、118番オガネソン(Og)の公式名称を確定し、第7周期が完全に埋まった。ニホニウムは日本の理化学研究所が発見した。
  12. 912難易度 ★★☆☆☆

    理化学研究所が2004年に発見し、元素名「ニホニウム」となった元素の原子番号は何か?

    正解:113
    解説:理化学研究所の森田浩介らのチームは2004年に原子番号113の元素合成に成功した。2016年にIUPACにより「ニホニウム(Nh)」と命名され、アジアの研究機関が命名権を獲得した初の元素となった。
  13. 913難易度 ★★☆☆☆

    有機化学において「炭素の4価結合」の概念を確立したケクレは、何の構造式を提唱したことでも知られるか?

    正解:ベンゼンの六員環構造
    解説:アウグスト・ケクレは1865年にベンゼンの六員環(シクロヘキサジエン型の共鳴構造)を提唱した。この構造の着想は夢でヘビが自分の尻尾をかんで輪になったイメージから得たと後年語っている(ただし後付けの可能性あり)。
  14. 914難易度 ★★★☆☆

    2018年のノーベル化学賞を受賞したフランシス・アーノルドの主な研究成果は何か?

    正解:酵素の指向性進化
    解説:フランシス・アーノルドは「酵素の指向性進化(Directed Evolution)」を開発し、人工的な変異・選択のサイクルを繰り返すことで目的の触媒活性をもつ酵素を作り出した。グリーンケミストリーや医薬品合成への応用が期待される。
  15. 915難易度 ★★★☆☆

    ライナス・ポーリングが化学結合の理論として提唱し、共有結合の電子対の形を説明したのはどの概念か?

    正解:軌道の混成(ハイブリダイゼーション)
    解説:ポーリングは軌道の混成(sp, sp2, sp3など)の概念を導入し、炭素化合物の空間的形状を説明した。彼の著書『化学結合の本質』(1939年)はこれらの理論を体系化した化学史上の名著である。
  16. 916難易度 ★★☆☆☆

    「化学結合の本質」を著し、化学結合・タンパク質構造研究で1954年にノーベル化学賞を受賞したのは誰か?

    正解:ライナス・ポーリング
    解説:ライナス・ポーリングは化学結合の本質と複雑な物質の構造解明(タンパク質のアルファヘリックス構造など)の研究でノーベル化学賞を受賞した。彼は電気陰性度の尺度も確立している。
  17. 917難易度 ★★★☆☆

    ジョセフ・プリーストリーが1774年に発見した気体であり、ラボワジェが「酸素」と命名した気体は、当初どのように呼ばれていたか?

    正解:脱フロギストン空気
    解説:プリーストリーは酸化水銀を加熱して得た気体が蝋燭を明るく燃やし、動物を長く生かすことを発見し「脱フロギストン空気」と呼んだ。ラボワジェはその気体が燃焼・酸化に関与すると認識し、ギリシャ語で「酸を生む」を意味する「オキシジェン(酸素)」と命名した。
  18. 918難易度 ★★★☆☆

    ルイ・パスツールが1848年に酒石酸の結晶を顕微鏡で観察して発見した概念は何か?

    正解:光学異性体(鏡像異性体)
    解説:パスツールは酒石酸ナトリウムアンモニウムの結晶に左右の形(鏡像体)があることを発見し、それぞれが偏光を逆方向に回転させることを示した。これが光学異性体(鏡像異性体)の発見であり、後のステレオケミストリーの基礎となった。
  19. 919難易度 ★★☆☆☆

    アレーニウスが1884年に提唱した酸・塩基の定義は何に基づいているか?

    正解:水溶液中でH+を放出するものが酸、OH-を放出するものが塩基
    解説:スヴァンテ・アレーニウスは水溶液中でH+(水素イオン)を生成する物質を酸、OH-(水酸化物イオン)を生成する物質を塩基と定義した。これは最も初期の体系的な酸塩基理論で、後にブレンステッド・ローリー理論やルイス理論へと発展した。
  20. 920難易度 ★★★★

    1869年にメンデレーエフと独立して、ほぼ同時に周期律を提唱したドイツの化学者は誰か?

    正解:ロータル・マイヤー
    解説:ロータル・マイヤーはメンデレーエフとほぼ同時期に元素の周期性に気づき、原子体積と原子量の関係グラフを発表した。周期律の発見者として両者ともに認められているが、実用的な元素予測を行ったメンデレーエフがより高く評価されることが多い。

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